取り敢えず重要なお知らせから。来る １１月２１日はＪＩＮの秋のリサイタル、 題名『 歌 舞 ひ て 候 』場所　杉並公会堂グランサロン　１９：３０開演皆さんお手伝いよろしく。 17:30分教室集合です。今回も搬入から開演まで一時間しかありませんので皆さんの迅速な協力が必要です。 チケットの事はもう諦めましたから言いませんが、 ひとりでも多く誘って見ましょう（新人はがんばってチケット捌きましょう）。 それで東京教室の発表会　兼　忘年会は１２月１１日　六時からです。新人も頑張って挑戦して見ましょう。 また福岡教室の忘年会は１２月１７日レッスン後　イタリア会館の教室でやります。 レオナルド君のご厚意に甘えてしまいますが変な飲み屋でやるより寛ぐでしょう。料理や酒は持ち寄りとします。 また神戸教室の「稽古納め会」と称する飲み会は１２月１９日三時からです。 こうしてみると一年って「あっーーーーーー」と言う間ですねって毎年言っておりますが 「あっーーーー」の間隔が段々短くなって来ます。 インド音楽で言うところのVilambitからDrut−Jhalaみたいなものですと 久し振りにインド音楽教室っぽい事を言ってみました。 仙台教室と上田教室は生徒が十人になったら忘年会か新年会をやりましょう。今世紀中に達成出来るか？

　来年のカレンダー宜しくねと言う時期にもなってしまいました。絵や写真が大きくて綺麗なものが好まれます。 いつも皆さんのお陰で何とかなっています。 世の中不景気でなかなか集まらないと言いながらも最終的には相手を落胆させない程のものが集まります。 今回もよろしくお願いします。

　私の肩は最悪ではありませんがそう良くもありません。ご心配を御掛けしております。えっ心配なんかしてないってか。 誰ぢゃ　お前は！
十月になって急に冷え込んで律義に風邪をひいてしまいました。今回は喉をやられました。 妙な咳をしているとみんな嫌がるので人前では必死に堪えておりました。 そっちの方が辛いのですが、この状況　前にもあったような気がします。 そうだ。三月の「史上最悪のフライト」の飛行機の中の事でした。 風邪ひいたなって一番最初に自覚するのはタバコを吸う時です。喉がイガイガしてタバコがまずい。 それにしてもワシらは怒っているのだ。たばこの無茶苦茶な値上げはテロ行為である。 たばこがそんなに憎ければ全廃してもいいけれどそこから都合の良い税金だけは利用するな。 「たばこみたいないかがわしいものから徴収した税金はもっといかがわしいから我々はそんな税金は一銭も要らん」と 潔く断れ。
　まぁとにかくタバコの事はここでは言わない。 嫌いな人は嫌いなままで、吸う人は何とか理由を付けようと言う相まみえぬ世界である。ただこれだけは言っておく。 たばこの値段である。例えばタバコ一箱１００円としよう。 そのうちわけはタバコの原価１０円程度、タバコ税３０円くらい、 いつの頃からかたばこ特別税と言うものが加算されるようになった。これもそんなに安くはない。 たぶん３０円程のものか。ただこのタバコ特別税と言うものの正体は多くの人が知らない儘だった。 実は旧国鉄の赤字を埋める為に徴収されたものだった。−と池上さんが説明してくれた。 えっ　無能な国鉄の経営破綻の為にタバコが利用されていたと言う訳だ。 わしらがタバコ吸ったお陰でみんなが電車に乗ってられる訳である。はっきり言う。 たばこ嫌いだと言う奴は電車の乗るな。お前らが電車に乗ってられるのはワシらのお陰だと言う事を忘れるな。
神奈川県では飲み屋も浜辺も禁煙になったそうだ。 相手が弱腰だといくらでも頭に乗って自分の主張をごり押しするやり方は中国とか北朝鮮と一緒じゃないか。 でも自分たちだけは正義であり善であると信じて疑わないヒステリックな信条は ヒトラーに扇動されたドイツ国民と同じである−なんて考えてみた事もないだろう。 その偽善と盲信が戦争の引き金になるのだ。気をつけろ！
　幸福とはなにか？なんて甘っちょろい思い付きを問い掛けて見るつもりはない。 だが私なりに考えた結果、健康や仕事や生き甲斐や人間関係や衣食住以上に大切な事は 「生きている間に戦争がない事だ」と思うようになった。たぶん大まかなところでみんな同じような考えだと思う。 ところがこの地球上にいまだかつて戦争が絶えた事がないと言う事はどういう事だ。 この瞬間、あなたが宅配のピザを注文し、ビール片手にテレビのお笑い番組に大声出して笑い、 おばちゃんたちは一泊二日の温泉旅行で「ああ極楽ぢゃ」と感嘆し、 ばか者達が合コンで盛り上がり「王様ゲーム」なんかやっているこの時、世界のどこかで銃をぶっぱなし、 地雷に破裂し、首をちょん切り合っている連中がいる事は承知の事実である。 幸いにしてこの国は六十数余年、その現実に直面することはなかったが、 その奇妙な幻想が永遠に続くと確信している真の文化人はそう多くはなかろう。
　やがて戦争が始まる。近い将来、日本はその現実に嫌が応でも巻き込まれて行くのではないかと微かな懸念が生じて来た。 日本人は今更先の大戦の轍を踏まないであろうと言う最低限の事は信じていたい。 こちらが平和主義であっても相手が理不尽に攻めて来たらどうする。 中国と言う国は日本に向けて何千発のミサイルの発射準備をしている。 たぶん日本の言い分が正しい「尖閣諸島」と言うものも「自分たちのものである」言い張っている。 あの国はずっとそうやってきた。チベットやウィグル、「私たちは中国ではない」言っているのに 「いや　それはおれのものだ」と言う強引さはどこから生じるのか。でもそれが現実である。 周辺諸国をそうやって自分の地図に描き変えたのに、なぜか北朝鮮だけは欲しがらないのは癌細胞みたいなものなのか。 人間はみな、善意の人ばかりではない。服従してすべてを失うか、何かの形で戦うか、 その決断を迫られる時がそのうち来るだろう。

と言う事で今月の話『 世 界 は 今 』「モバゲー亡国論」どっちにする？
　こっちとしてはどっちでもいいんだけれど、本当は数年前に「wii亡国論」と言うネタを考えていた。 そのうち書こうと思っていたらその時その時の旬のネタがあったらからそっちを優先していたら書きそびれてしまった。 そのうちそのうちと思っていたら社会はその間に確実に変化し、「wii」のネタが古臭くなってしまった。 進化したと言っていない。敢えて言うならば変化したわけでは本当の意味では「退化」だ。 携帯電話使ってゲームやってまったく他人と架空の宝物を取り合って一体何がおもしろいのか。 子供だったらまだしも大の大人が熱中する事柄としてはあまりにもお粗末である。 そんな事に一喜一憂してないでもっとやる事は沢山あると思うのだが。乞うご期待「モバケー亡国論」。

　と言う事で「世界は今」というテーマを選択する事にした。
本日　ニュースでまたやっていた。中国人がまたデモを行っているようだ。 「魚釣島はわしらの物だ。悪い日本人を懲らしめろ。日本に戦争を仕掛けろ。奴等をぶっ殺してしまえ。」 と言う主張のデモらしい。ついでに日本系のデパートやら何やらの窓ガラスなどを壊しているらしい。 学生が中心のデモらしい。ある放送局はその数一万人と言っていた。でも他局では2000人と言っていた。 誰が数えたかは知らないが良くある事である。公表された数字を鵜呑みにしてはいけない。 ある種の意図、イデオロギーでその数をなるべく多く言いたい立場の者もいるし反対になるべく少なく言いたい者もいる。 結局　我々に流された情報はどこかで操作されていると言う事をたまには頭の片隅に置いていた方が良いだろう。 で　一体中国ってなんなん？！。一番分かり易く例えれば「ドラエモン」の中の「ジャイアン」か。 でもあのマンガの中では「ドラエモン」がいるから何とかなるけど悲しいかなこの地球の国際社会にはあのくそ猫はいない。 居ないばかりかアメリカもロシアもほぼ「ジャイアン」キャラである。 無理強い　ごり押し　威嚇　恐喝は得意技で弱い者が泣かされている。 マンガではその不条理を許さぬ猫ロボットが活躍し何とか丸く治まる訳だけど現実は「ジャイアン」の独壇場である。 と言いつつも私は「ドラエモン」は見た事がない。 「餡犯満」みたいに子供に媚びたものは好きではないし、 「箘肉満」みたいにあまりにも荒唐無稽なものはさすがに大人は傾倒できない。 「ドラエモン」の中にサービスカットでなんとかちゃんの入浴シーンがあるらしいが それだけの為にマンガを見るほど暇でも変態でもない。 「水戸肛門」で「湯見　かおる」の入浴シーンを期待するおっちゃん達が世の中に十万人いたとしても 私はその部類の人間ではない。と言う事を皆さんは承知して頂きたい。そんなに単純なすけべではないのだ。 と　話が逸れてしまったが。
　一体　中国ってなんなん！？　永い間、日本は文化や文明のお手本として敬意を表し憧憬の念を抱いて来た。 中国の古事に精通し立派な漢文を書き、書道を嗜む事が教養の最たるものであると信じて疑わなかった。 確かに四大文明の発祥の地、古くは孔子　老子　荘子らの高尚な思想。漢詩　絵画　工芸　陶芸における卓越した技術。 火薬や羅針盤等の科学技術。貨幣制度　政治体系。 他の地域がまだ原始人だった頃よりそこそこの成果を上げて来たのは事実だろう。だからなんなん！？

　今考えると中国ってそんなに尊敬出来る国なんだろうか。
中華料理は好きだけどあの国は信用出来ない。 世界で一番人口の多い国らしいけど市民として数えられているのは一体何人だろうか。 有史以来　国民選挙を一度もやった事のない国に果たしてどこに正義があるのだろうか。
　皇帝と言う絶対的な存在に人民は平伏して生きていた。中国四千年の歴史に於いてその本質はいまだ変わっていない。 中原を支配するという妄想を抱いた獰猛な民族がそこを狙って来る。 例えば「中国四千年」言うが何を根拠に四千年なのだろうか。 漢字と言うものが漢民族の賜物であったとしてもその後、 異民族である元や清が長年に渡って支配していたのだからひとつの文明や文化が四千年も継続してきたと言えるのだろうか。 現在の国名は「中華人民共和国」だとしたら大戦後に出来た国ではないか。 取り敢えずあの辺（つまり黄河や揚子江あたりで勝った負けたで陣地を取り合っていた様々な民族の攻防であって）） 中国四千年と言う統一性はない。またいまだかつて一度も人権を保証された事もない。 毛沢東と言うのは一時期　チェ　ゲバラやカストロのように西洋文明に失望した若者たちのヒーローだったけれど あいつの為に３０００万人が虐殺　あるいは餓死したと言う事はあまり世の中には伝わってない。 因みに史上最大の虐殺はナチスドイツによるホロコーストであると言われている。それが６００万人。 レーニン　スターリン下では２０００万人が粛正にあったと言われる。 それをも凌ぐものが毛沢東の文化大革命であったと言う事だ。あの国は常にそういう狂信的かつ凶暴な独善で動いている。 その現実を世界が−と言うよりも皆さんがどう解釈するかと言う事だ。ある種彼等の思想に被れた、 あるいは支持する人々は「間違いがある筈はない。理想の国である」と言っているが 真実に目覚めない人間はどの時代にもどこの国でもいるものだ。

　国内に住む一般中国人は仕方ないとする。言論の自由も人権もない。情報や表現は監視されている。 中国共産党の都合の良い情報しか知らない。それに背いた者は拷問か投獄が待っている。 だから「日本が悪い」と言われたら信じるしかないのだ。だが海外にいて様々な情報を見聞きする機会の多い中国人もいる。 彼等は公平な判断が出来ないのだろうか。 「愛国無罪」と幼稚な事を言ってないで状況を少し冷静に見る事は出来ないのだろうか。 海外に出ようが、色々な情報に接しようが一度植え付けられた概念から脱却する事は出来ないのだろうか（洗脳と言う）。 あるいはそこそこ気付いているまともな中国人もいるが、同胞の手前、アホな振りをしているのだろうか。 テレビに出てくる中国人、あるいは中国寄りのコメンテーターは内心その間違いに気付いていても 公の場で批判めいた事を言うとあとで自分自身や家族　知人に不利な事が起こるので仮面を被っているのだろうか。 本当は日本に亡命したいと思っているのではないか（北朝鮮の政治家　軍人の多くも）。
　革命以前の中国は皇帝に絶対的だったけど革命以後は密告　監視主体の社会となり お互いに疑心暗鬼で人を信用すると言う気持ちがなくなったのだろうか。 「義」や「徳」や「仁」と言った精神世界は本当に中国に存在したのだろうか。 「善い中国人」と言う者はいないのだろうか。

　二十世紀ま半ばまではヨーロッパの列強が世界を支配していた。 その後凋落の一路を辿ったが逆に成熟してきたとも言える。露骨な領土、 利権獲得に躍起になるよりも自国の文化や安定した社会の確立に興味が移ったように見える。 その間にアメリカは着々と世界戦略を企てソビエトが自滅した後は一人天下である。 邪魔者がいなくなったので無理難題言い放題となった。少々遅れ馳せながら中国は密かに世界制覇を狙っている。
ｂｒｉｃｓと言う言い方がある。これからの世界の覇権を手にするのは ブラジル　ロシアインド　チャイナと言う四つの大国である。ただインド人はそれ程世界制覇に興味がないように見える。 国境問題で紛争があるのはカシミール地方だけである。 中国との国境で揉めているのはたぶん中国が勝手に入って来るからではないか。 武力を以て他国を侵略すると言う話はあまりインドでは聞かない。 同じ様にブラジルもそうだ。つまり大国であるからと言って強引強欲とは限らないと言う事だ。 問題児はアメリカ、ロシア　中国と言う事になろうか。それらの国を贔屓し影響を受け、 傾倒している一部の読者には悪いが私はそう思っている。国連の常任理事国がそれらの国だと言う事を見ると噴飯物である。 平和などをまったく尊重する気はなく、 騒動の火種を作っている本人たちが平和を守る番犬の振りをしている事が信じられない。 またそれを黙認している国際社会と言うものが「国際力学」に屈していると言う事実を人は何と見るのか。 善意の人々の無力を痛感する。

　「戦争が始まるぞ」平和に暮らしていたポーランドに突如ナチスドイツが侵攻してきたように その悲劇はもう目の前まで来ている。「何がなんでも自分のもの」と言い張る中国は日本の海域を犯し始めた。 堪りかねた海上保安庁が拿捕するとありとあらゆる圧力　言い掛かりを付けてくる。 その手口と言えば厚顔無恥だが天才的なものだ。相手はプロである。 素人集団のおぼっちゃまの日本の政治家が対等に戦える訳はない。やくざと子供の喧嘩である。 この国の政治家でやつらと戦える者はいない。この国難に当たっていまだ党内権力争いや利権争いにうつつを抜かしている。 その場限りの責任逃れ、あるいは利敵行為に走っている。その瞬間を極度に狡猾な相手が見逃す筈はない。 赤子の手を捻るようなものだ。「劉暁波」にノーベル平和賞を与えたノルウェーは偉かったかも知れない。 「弱腰外交」だと野党に指摘され「いや柳腰でやっている」と答える幹事長しかいない政党である。 外国人で初めて芥川賞を受賞した「楊　逸」さんがこんな事を言っていた。 「なるべく政治的発言をしたくなかったが今の中国は金持ちは増えたが紳士はいない」と。　ＪＩＮ

猫の話になったのでうちの猫の事を。「ちよこ」は怪我していたと思ったら歯が腐っていた。 その関係で口が汚れてまたそれを嘗めるので毛並が汚れていたらしい。獣医を呼んで抜歯して貰ったら元気になった。 何の原因か分からないが毛がぼさっと抜け始めていた。その姿のみっともない事。 腰や尻の部分が露になって毛を毟られた鶏のようだった。 膝や尻尾の部分しか毛が残ってなかったからプードルのようにも見えた。 ずっとこの格好が続くのかと思っていたら思ったよりも早く毛が生えてきた。それにしてもやたらに餌を欲しがる。 ボケて頭がいかれてきたとも思われる。一日中餌をねだって煩い奴だ。 「でぶ猫チャンディ」は相変わらず悠々自適でマイペースであるが以前程大食ではない。
　最後に言い忘れたが中村文は私の姪である。1984年に帰国した時にはまだ生まれてなかった。 それがいつのまにか立派な大人となり人妻となってしまった。時の経つのは早いものである。 わしらもそれだけジジババになったと言うわけか。命短し恋せよ乙女である。